子どもと臍帯ヘルニアと1

臍帯ヘルニアの発見

2023年秋頃、妻のおなかの中の子どもにエコーで臍帯ヘルニアが見つかりました。臍帯ヘルニアは10000人に1人の確率で発生する稀な症状です。この最初の発見により、妻と私にとって未知の未来への不安と緊張が走りました。

他の病気の可能性

臍帯ヘルニアはただそれだけで終わるわけではなく、他の病気を併発していることがあります。その中でもトリソミーも候補にあがります。この話は、まさに心の中に暗雲を巻き起こすものでした。

ただ、妻は30代であり、トリソミーのリスクが考えられたため、事前にNIPTを受けていました。 これにより、臍帯ヘルニアの診断を受けた時点で、既に全ての検査で問題がないことが確認されていました。

一方で、この臍帯ヘルニアの発見により、他の病気やNIPTの偽陰性が疑われ、不安が募りました。医師とのコミュニケーションがますます重要となり、我が家は専門的なアドバイスを仰ぎながら不安を和らげていくこととなりました。

手術の必要性と新たなステップ

臍帯ヘルニアは、内臓が体の外に出ている状態です。なので、産後に手術が必要になります。しかし、その手術が元々の診療所では難しいと判断され、少し大きめの病院に移ることになりました。

新たな医療環境での対応に不安と期待が入り混じりました。

(続く)

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